不眠症を改善する自然療法

米国睡眠財団は、毎晩7〜9時間の睡眠を推奨していますが、多くのアメリカ人はこの目標に達していません。睡眠の質が低いことや、寝つき・中途覚醒の問題が主な原因です。仕事や過密スケジュールからくるストレスも悪化させます。こうした不眠に対し、自然な治療法は副作用が少なく安全です。以下では、実証された自然療法を紹介します。

アロマセラピー

  • ラベンダーなどのエッセンシャルオイルの香りは、睡眠不足を緩和しリラックスを促すとされています。イギリス・サウサンプトン大学の研究では、10名の成人を1週間観察し、ラベンダーの香りがある部屋での睡眠の質が香りのない部屋に比べて約20%向上したと報告されています。ラベンダーは深いスロウウェーブ睡眠を増やす効果があるとされ、就寝前にティッシュに数滴垂らし枕元に置くだけで手軽に取り入れられます。

メラトニン

  • メラトニンは脳の松果体で分泌されるホルモンで、睡眠リズムを調整します。サプリメントはこの天然ホルモンと同一で、入眠を助けます。オレゴン州の認定栄養士・ハーバリスト、ドナルド・ヤンス氏は「体内リズムを整えるのに有効」とし、就寝前に1 mgから始めることを推奨しています。過剰に摂取しても効果は上がらないので注意が必要です。

カルシウムとマグネシウム

  • 複数の研究で、カルシウムとマグネシウムが自然な睡眠補助剤として有効であることが示されています。特にマグネシウム不足は不眠の主要な症状のひとつです。栄養学者であるジェームズ・F・バルチ医師は「カルシウムとマグネシウムが不足すると、数時間眠った後に目が覚めて再び寝付けなくなる」と指摘しています。年齢別の推奨摂取量を確認し、食事やサプリメントで十分に摂取しましょう。

ヨガ

  • ロサンゼルスのヨガインストラクター、ラナ・ホワイト氏は「睡眠に悩む人には、就寝前の短くゆっくりしたヨガを勧めています。効果は抜群です」と語ります。寝る前に数ポーズ、例えばベッド上での「チャイルドポーズ」を行い、深呼吸とともに日中の緊張を手放すことで、心身がリラックスし睡眠の準備が整います。

睡眠障害 - 関連記事