中央性睡眠時無呼吸(CSA)とは何か?

中央性睡眠時無呼吸(CSA)は、睡眠中に呼吸努力が低下し、呼吸が一時的に停止する睡眠障害です。気道が物理的に閉塞されるのではなく、脳から呼吸筋への信号が途切れることで起こります。

発作が起きると、胸筋と横隔膜が弛緩し、空気の流れが止まります。この呼吸停止は数秒から数分続くことがあります。やがて脳が酸素不足を感知すると、再び呼吸筋に信号を送ります。その際に大きな息切れやいびきが聞こえることがあります。

CSAは睡眠の質を低下させ、日中の過度な眠気、疲労、集中力低下を引き起こします。また、心臓病や脳卒中などの循環器系リスクも高まります。

原因

CSAは以下の要因で発症することがあります。

  • 薬剤: オピオイドやベンゾジアゼピン系薬は呼吸中枢を抑制し、CSAを誘発します。
  • 基礎疾患: 心不全、脳卒中、慢性肺疾患、神経疾患などが関連します。
  • 肥満: 首周りの脂肪が気道を圧迫し、呼吸がしにくくなることがあります。

診断

CSAは睡眠ポリグラフ検査で診断されます。検査では脳波、呼吸パターン、心拍数、酸素飽和度などが記録され、呼吸停止の有無と頻度が評価されます。

治療

治療は原因に応じて選択されます。主な治療法は以下の通りです。

  • 生活習慣の改善: 体重減少、アルコールやカフェインの摂取制限が効果的です。
  • 酸素療法: 睡眠中の酸素レベル維持のために酸素投与が行われることがあります。
  • 持続陽圧呼吸(CPAP): マスクを通じて加圧された空気を送ることで気道を開き、呼吸停止を防ぎます。
  • 外科手術: 物理的な異常が原因の場合、手術で気道や呼吸中枢の問題を修正します。

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