膝蓋腱炎を緩和するセルフブレースの作り方
膝蓋腱炎(パテラ腱炎)は、ランナーやサイクリスト、バスケットボール選手など、膝に繰り返し負荷がかかるスポーツでよく見られる慢性的な炎症です。膝蓋腱は大腿骨と脛骨をつなぎ、膝蓋骨(膝の皿)を固定する役割を持ちます。ジャンプやペダリング時に腱が前後にずれると炎症が悪化します。ここでは、テーピングとエラスティックバンデージを用いたセルフブレースの作り方を紹介します。
必要なもの
- スポーツ用テープ
- 幅1.5インチ(約3.8cm)の伸縮バンデージ
テーピングで作るブレース
- テープを準備:椅子に座り、対象の膝を軽く曲げます。テープを10インチ(約25cm)ほど引き出し、切らずにロールから離します。膝のすぐ下、脚全体を一周するように巻きます。
- 厚みを増す:テープを数回ねじって厚みを出し、膝の前面(膝蓋骨の下)に巻きます。これが腱の前後の動きを抑えるバッファになります。
- 二重に巻く:先ほどの層の上に、同じように脚全体をもう一周巻き、ねじった部分を固定します。
- 最終仕上げ:再度テープをねじって厚みを作り、膝蓋骨のすぐ下に巻きます。その後、脚全体を三周目として巻き、端を切って既存の層に貼り付けて完成です。
エラスティックバンデージで作るブレース
- バンデージを展開:金属クリップが付いている場合は外し、バンデージを広げて伸び具合を確認します。
- 膝蓋腱の上に配置:バンデージの端を膝蓋骨のすぐ下、膝蓋腱の上に置き、脚全体を一周させます。
- 適度な張り具合:指先が入り込めないほど締めますが、痛みや血流障害が出ないように注意します。
- 段階的に巻く:一周ごとにバンデージを0.5インチ(約1.3cm)ずつ下にずらしながら巻き続けます。
- 終わりの処理:バンデージが尽きるまで繰り返し、余った端は金属クリップで固定します。クリップがない場合は、巻いた層の下に端を通し、自然に固定させます。
