回旋腱板手術後に使用するスリングの種類と選び方
スリングの種類
肩のスリングは回旋腱板手術後に標準的に使用されます。手術の範囲や患者さんの状態に応じて、適切なスリングを選びます。スリングの選択は医師と患者の共同決定です。
標準スリング
標準スリングは肘を90度に保ち、腕は体側に添えて、手首と前腕は自由に動かせます。軽量でコンパクト、価格も手頃です。術後1週間(7〜10日)程度の短期的なサポートに適しています。
エレベーテッドスリング
エレベーテッドスリングは肘を90度に保ち、腕を体側から約30度上げた状態でサポートします。固めの枕やクッションを使用し、肩への負担を軽減します。長期の装着が必要な場合や、寝ている間もスリングを使用したいときに適しています。
肩部固定スリング
広範な手術後など、腕・肘・手首を完全に固定する必要がある場合は、肩部固定スリングが推奨されます。肘、手首、ウエストにフォームカフを装着し、動きを一切許さず最大のサポートを提供します。
装着と調整
スリングは正しく装着することが機能性と快適性の両方に重要です。エレベーテッドスリングや肩部固定スリングは、専門のスタッフによる微調整が必要なことがあります。
