足首の後側の痛みと主な原因

足首はヒンジのように働き、足を動かす役割を担う関節です。多数の骨、靭帯、筋肉から構成され、捻挫は最も一般的な怪我の一つです。過度の使用、外傷、特定の疾患が足首の痛みを引き起こします。痛みを放置せず、専門医の診断を受けて適切な治療を行うことが重要です。

捻挫 (Sprains)

足首の靭帯が損傷すると捻挫となり、足の側面や足首の後側に痛みが生じます。ねじれた足首が主な原因です。治療は安静、冷却、体重負荷の制限が基本で、炎症を抑えることで痛みが軽減します。

骨折 (Fractures)

足首の骨折は中等度から重度の後側の痛みを伴います。多くはギプスで固定し治癒しますが、骨折の程度によっては手術が必要になることもあります。抗炎症薬で痛みを和らげます。

腱炎 (Tendinitis)

足首の後側にあるアキレス腱の炎症が腱炎です。外傷、過度の使用、関節炎が原因となります。足首を挙上し、固定し、安静、冷却、抗炎症薬で対処します。アキレス腱の断裂を防ぐため、激しい運動は避けるべきです。

神経圧迫 (Nerve Compressions)

足首周辺の神経が圧迫されるタルサルトンネル症候群は、後側の痛み、しびれ、チクチク感を引き起こします。ストレス、関節炎、肥満、糖尿病がリスク要因です。安静、固定、冷却、理学療法が有効です。

感染症 (Infections)

まれですが、足首関節の感染は後側の痛みを伴います。刺し傷や外傷が原因となり、皮膚の潰瘍や擦過傷から感染が広がります。免疫力が低下している糖尿病やHIV患者は特に注意が必要です。

後側インピンジメント (Posterior Impingement)

足首関節内の組織が骨と骨の間に挟まれるとインピンジメントが起こり、足首を曲げ伸ばししたときに痛みが現れます。特にバレエダンサーに多く見られます。

足首の痛みは原因に応じた適切な治療が必要です。症状が続く場合は早めに医師に相談しましょう。

スポーツ外傷 - 関連記事