回旋腱板損傷に対する超音波治療の概要

回旋腱板は肩関節を支える筋肉群で、外傷や加齢による摩耗で損傷や断裂が起こります。超音波治療は、こうした損傷による痛みを和らげ、回復を促す非侵襲的なリハビリテーション手段です。

対象と方法

  • 超音波装置のプローブを、肩に塗布した導電ジェルの上に当てます。プローブから発せられる音波が皮膚を通過し、回旋腱板の組織まで届きます。

効果

  • 音波は局所の血流を増加させ、組織の修復速度を高めます。また、腫れや炎症を抑えることで疼痛の軽減にもつながります。

実施者と利用形態

  • 医師、理学療法士、カイロプラクター、マッサージセラピストが施術できます。最近では、一般販売されている超音波機器を自宅で使用するケースも増えています。

治療期間と頻度

  • 自宅でのセルフケアの場合、1回5〜10分を1日2回、2〜3週間継続するのが一般的です。クリニックで受ける場合は、週2〜3回のペースで、症状の重さに応じて数週間から数か月間実施します。

注意事項

  • ペースメーカー装着者、血友病、脊髄披裂、回旋腱板の感染症がある方、または直近30日以内にコルチゾン注射を受けた方は使用を控えてください。自宅で始める際は必ず医療専門家の指導を受けましょう。

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