回旋腱板損傷の診断方法

回旋腱板は上腕骨の上部を覆う筋肉と腱の集合体で、腕の回旋や自由な動きを可能にします。損傷は徐々に進行することもあれば、外傷で突然起こることもあります。回旋腱板損傷は、問診、身体診察、X線やその他の画像検査で診断されます。

症状の聞き取り

  • 腕を上げると痛みがある
  • 腕の筋力低下を感じる
  • 動かすときにきしむ音がする
  • 肩周りの筋肉が萎縮している

身体診察

医師は以下の3つの動作で筋力と可動域を評価します。

  1. 座位で親指を下に向け、腕を90度に上げ、もう一方の腕で肩の高さに支えます。医師が腕を下ろそうとし、患者が抵抗できるか測定します。
  2. 同じく座位で肘を曲げ、親指を上に向け、手のひらを互いに向かわせた状態で20度ほど回旋させます。医師が抵抗しながら回す動作で筋力低下を評価します。
  3. 腕をまっすぐ伸ばした状態から持ち上げます。このとき痛みが出る場合は回旋腱板損傷が疑われます。

画像診断

肩のX線撮影で大まかな異常や骨棘を確認できますが、損傷部位が不明瞭な場合は超音波検査やMRIが有効です。これらの画像で腱の状態や損傷の大きさを詳細に評価します。

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