深部静脈血栓症(DVT)とスポーツ:リスクと予防策

深部静脈血栓症(DVT)とは

深部静脈血栓症(DVT)は、主に下肢や大腿部の深部静脈に血栓が形成される疾患です。血栓が肺へ流れ込むと肺塞栓症(PE)を起こし、命に関わることがあります。

スポーツ選手が抱えるリスク要因

外傷・血管損傷:激しい運動や反復的・急激な動きは血管を傷つけ、血栓ができやすくなります。

脱水:激しいトレーニング中の脱水は血液を濃くし、血流が低下して血栓形成リスクが高まります。

長時間の座位:遠征や大会への移動で長時間座り続けると、血流が滞りやすくなります。

特定の薬剤:アナボリックステロイド、経口避妊薬、ホルモン補充療法などは血栓リスクを増大させます。

予防と対策

圧迫ウェアの活用:運動中や運動後にコンプレッションストッキングやソックスを着用すると、下肢の血流が改善され血栓予防につながります。

十分な水分補給:運動前・中・後にこまめに水分を摂り、血液の粘度上昇を防ぎましょう。

座りっぱなしを避ける:長距離移動中は定期的に立ち上がって足踏みやストレッチを行い、血流を促進します。

適切なリカバリー:激しいトレーニング後は炎症を抑え、血栓ができにくい状態に回復させるための休養を確保します。

医療情報の共有:血栓の既往歴や家族歴、使用中の薬・サプリメントは必ず医師に伝え、リスク評価を受けましょう。

症状が出たら速やかに受診を

足の腫れ、痛み、熱感、圧痛などの症状が現れた場合は、早期診断・治療が重要です。適切な処置により、合併症や長期的な健康リスクを大幅に低減できます。

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