排尿後に血が出る原因は?
尿に血が混じる(血尿)は、軽度のものから重大な疾患のサインまで幅広い原因があります。排尿後に出血が見られたら、早めに医師の診察を受けましょう。
血尿の種類
- 顕微鏡でしか確認できないほど少量の血尿は「顕微鏡的血尿」と呼ばれます。
- 肉眼で確認できるほどの血が混じる場合は「肉眼的血尿(顕血尿)」です。
尿の変色と見かけ上の血尿
一部の薬剤や食品が尿の色を変えることがあります。市販の尿路用薬やビーツなどの食材は尿を赤く染めることがありますが、実際に血液が混じっているわけではありません。
腎臓・膀胱に関わる疾患
- 腎臓がん、膀胱がん
- 腎不全、膀胱感染症
- 腎臓や膀胱への外傷、嚢胞性腎疾患(多嚢胞腎)
- 小児では、連鎖球菌感染後に起こる糸球体腎炎(溶血性尿毒症)も血尿の原因となります。
血液疾患や薬剤の影響
- 血友病や血小板減少症、鎌状赤血球症などの血液疾患
- 腎臓内での血栓形成
- ワルファリンなどの抗凝固薬の使用
受診の目安
次のような症状がある場合は、速やかに医師へ相談してください。
- 体重減少、発熱、吐き気
- 尿中に血塊が見られる
- 腹部・側腹部・背部の痛み
- 排尿困難や尿が出にくい
