ガムが虫歯に与える影響と予防策
虫歯予防
砂糖不使用のガムを噛むと、プラーク(歯垢)を減少させ、唾液分泌を促進します。唾液はプラークが産生する酸を中和し、エナメル質の溶解を防ぎます。虫歯はエナメル質にできる穴で、放置すると歯の内部まで侵食し、抜歯が必要になることもあります。
再石灰化(リミネラリゼーション)
酸性食品や細菌がエナメル質からミネラルを奪うと、唾液が自然に補充しますが、食生活が偏ると再石灰化が追いつきません。砂糖不使用のガムは、カルシウムやリン、重炭酸イオンなどの再石灰化に有効な成分を多く含む唾液の分泌を促し、エナメル質の修復を助けます。
虫歯予防のコツ
- 食後すぐに砂糖不使用のガムを噛むと、食べ物の糖質や炭水化物が作り出す酸の影響を軽減できます。
- ガムだけに頼らず、1日2回のフロスとフッ素入り歯磨きを併用しましょう。
- ADA(米国歯科医師会)の認証マークが付いたガムを選ぶと、効果が実証された商品であることが確認できます。
専門家の見解
ミネソタ大学歯学部の研究では、キシリトール配合のガムが虫歯原因菌を一時的に抑制することが確認されました。実験参加者は食後にキシリトールガムを1日3回噛むと、口腔内細菌数が低下し、他の予防策(適切な食事、歯磨き等)と併用することで虫歯リスクをさらに減少させることが分かっています。
