シンプルな糖尿病ダイエットプラン
炭水化物選択のカウント方法
糖尿病は、体内でインスリンが十分に作られない、またはインスリンがうまく働かない状態です。その結果、血糖値が上昇しやすくなるため、炭水化物の摂取量を管理することが重要になります。
炭水化物(でんぷん・糖質)は血糖値を上げる主成分です。1回の食事で摂取すべき炭水化物の目安は「15g=1つの炭水化物選択」としています。1,200〜2,200kcalの食事プランに合わせて、1日あたりの選択数を決めます。炭水化物は穀物、豆類、でんぷん質野菜、果物、乳製品から取得します。
※炭水化物選択(15g)と炭水化物サービング(最大60g)は別物です。1サービングは最大4つの選択に相当します。
食品群ごとの選択数目安
- 穀物・豆・でんぷん質野菜:6〜11選択
- でんぷん質野菜:3〜5選択
- 果物:3選択
- 乳・ヨーグルト:2〜3選択
思春期の若者や妊娠・授乳中の女性は、1日4食分の乳製品を目安にし、約4.5選択に相当します。
炭水化物選択の具体例
各食品群でどれが何選択に当たるかを示します。加工食品の場合は、総炭水化物量から選択数を算出してください。
穀物・豆・でんぷん質野菜
- ベーグル(大型・約113g)― 4選択
- 食パン(1枚・約28g)― 1選択
- ハンバーガーバン(1個・約57g)― 2選択
- 無糖シリアル(1/2カップ)― 1選択
果物・果汁
- りんご・オレンジ・桃・梨(小)― 1選択
- バナナ(中)― 2選択
- ベリー類(1カップ)― 1選択
乳製品
- スキムミルク・1%・2%・全脂乳(1カップ)― 1選択
- 米飲料(1カップ)― 1.5選択
- 豆乳(無調整・加糖)1カップ― 1〜2選択
- 低脂肪ヨーグルト(6〜8オンス)― 1選択
混合食品
- ご飯なしの中華料理(1カップ)― 1選択
- 豆入りフラワートルティーヤのブリトー(7インチ)― 3選択
- キャセロール・ホットディッシュ(1カップ)― 2選択
おやつ・スイーツ
- チョコレートケーキ(2×2インチ)― 2選択
- ハードキャンディ(丸形)3個― 1選択
- チョコレートバー(スナックサイズ)― 1選択
- ポテトチップス・トルティーヤチップス(10〜15枚)― 1選択
無料・無制限の食品
1回の食事でカウントしなくても良い「無料食品」は、炭水化物が5g未満、カロリーが20kcal以下のものです。例としては、炭酸水、ブラックコーヒー、無糖ゼラチン、調味料、ダイエット炭酸飲料、砂糖代替甘味料、無糖ティー、水などがあります。
以下は無料食品の一例です。
- ライトジャム・ジャム(小さじ2)
- ケチャップ(大さじ1)
- 無糖アイスキャンディー(1本)
- サルサ(1/4カップ)
シンプルな糖尿病食事プランの作り方
炭水化物選択だけでなく、たんぱく質と脂質のバランスも考慮します。1日あたり肉や代替タンパク質は4〜7オンス、脂質は5g単位で摂取します。
脂質の目安(5g=1単位)
- ソフトマーガリン(小さじ1)
- 低脂肪マーガリン(大さじ1)
- マヨネーズ(小さじ1)
- ナッツ(4〜6個または大さじ1)
- 油(小さじ1)
- ピーナッツバター(大さじ2)
- サラダドレッシング(大さじ2)
1,200kcalの食事は、基本的な栄養バランスを保つのに適しています。カロリーを増やす場合は、各食品群から炭水化物選択を追加し、全体のバランスを調整します。
1,200kcal例(1日分)
- でんぷん質食品:6選択
- 野菜(5g炭水化物相当)=半カップ3回分 → 1選択
- 果物:3選択
- 乳・ヨーグルト:2選択
- 肉・代替タンパク質:4オンス
- 脂質:総カロリーの20%なら2単位、40%なら5単位
自分の総カロリー目標に合わせて、上記の指標を調整すれば、シンプルでバランスの取れた糖尿病向け食事プランが完成します。
