FDAが推奨する食事摂取基準

脂肪とコレステロール

脂肪とコレステロールは健康維持に欠かせない栄養素です。卵や高コレステロール食品への偏見から、過度に避ける人もいますが、体は一定量の脂肪とコレステロールを必要とします。1日2,000kcalの食事を想定した場合、FDAは総脂肪摂取量を65g(うち飽和脂肪20g、非飽和脂肪45g)とし、コレステロールは300mg以下を目安としています。エネルギーの20〜35%を脂肪から、飽和脂肪は全エネルギーの10%未満に抑えることが推奨されます。

炭水化物と糖質

炭水化物は体のエネルギー源として重要です。ポイントは「質」の高い炭水化物を選ぶこと。未加工・自然な炭水化物や糖は健康的で栄養価が高いとされています。FDAは1,000kcalあたり最低14gの食物繊維摂取を推奨し、全エネルギーの45〜65%を食物繊維が豊富な炭水化物でまかなうことを目標としています。全粒穀物、乳製品、果物、野菜は炭水化物と食物繊維が豊富で、カロリーが低いため減量にも適しています。

ナトリウムとカリウム

塩分とカリウムは体内の水分バランスや血圧調整に重要です。過剰な塩分は高血圧などのリスクを高めます。FDAは1日2,000kcalの食事を基準に、塩分は2,300mg(約小さじ1)未満、カリウムは果物や野菜からできるだけ多く摂ることを推奨しています。特に中高年や高血圧リスクがある人は、1,500mg未満に抑えることが望ましいとされています。バナナなどカリウムが豊富な食品は日常的に取り入れやすい選択肢です。

ビタミンとミネラル

ビタミン・ミネラルの必要量は年齢や性別によって異なりますが、ほとんどの人はバランスの取れた食事とマルチビタミンで十分です。医師は、女性に対しては骨密度低下を防ぐためのカルシウムや、妊娠中・月経時に不足しがちな鉄分のサプリメントを勧めることがあります。個々の健康状態に合わせて、適切な栄養素を補うことが重要です。

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