鉄アンモニウムクエン酸塩の作成方法
概要
鉄アンモニウムクエン酸塩(別名:アンモニウムフェリッククエン酸塩)は、食品の酸度調整剤として利用されるほか、水処理やシアノタイプ印刷、鉄分サプリとしても活用されます。化学式は C12H22FeN3O14 で、炭素12個、 水素22個、 鉄1個、 窒素3個、 酸素14個から構成されます。以下では、3つの原料を組み合わせてこの化合物を作る手順を紹介します。
必要なもの
- 酸化鉄(鉄水酸化物)
- クエン酸
- アンモニア(または水酸化アンモニウム)
- 安全メガネ
- 手袋
- ビーカー(大)
- メスシリンダー
作業手順
安全装備の着用
安全メガネと手袋を装着し、皮膚に付着しないよう長袖の衣服を着用します。クエン酸とアンモニアはそれぞれ刺激性があるため、必ず保護具を使用してください。作業台の準備
ビーカー3つを用意し、1つに酸化鉄、2つ目にクエン酸、3つ目にアンモニア溶液を入れます。近くにシンクと換気扇(または窓)を用意し、万が一皮膚が触れた際にすぐ洗い流せるようにします。鉄クエン酸塩の生成
クエン酸を酸化鉄が入ったビーカーにゆっくり注ぎ、反応させます。反応が完了すると黄色または橙色のフェリッククエン酸が生成されます。アンモニウム水酸化物の添加
フェリッククエン酸のビーカーにアンモニア溶液(水酸化アンモニウム)を加えます。これにより反応が完了し、鉄アンモニウムクエン酸塩が沈殿します。淡いアンモニア臭がします。乾燥と完成
液体が自然に蒸発するまで待ちます。残った固体は緑色または赤茶色の粉末となり、水に溶解します。
