LDL(悪玉コレステロール)の主な原因

LDL(悪玉コレステロール)とは

人体にはHDL(高密度リポタンパク)とLDL(低密度リポタンパク)の2種類のコレステロールがあります。HDLは血管内のコレステロールを除去する働きがあり「善玉」と呼ばれますが、LDLは血管壁にコレステロールが沈着しやすく、過剰になると動脈硬化や心血管疾患のリスクが高まります。LDLが高くなる原因はさまざまです。

肥満

体重が標準より20%以上上回ると肥満とされ、肥満はLDL上昇の大きなリスク要因です。

遺伝的要因

直系血族(親・祖父母・兄弟姉妹)にLDLコレステロールが240 mg/dL以上、または若年で心疾患を発症した人がいる場合、遺伝的に高LDLになりやすいとされています。

食生活

トランス脂肪酸や飽和脂肪酸を多く含む食品(豚肉、羊肉、牛肉、卵黄、チーズ、全脂乳、バター、一部マーガリン、加工食品、商業ベーカリー製品、揚げ物など)を過剰に摂取すると、LDLが著しく上昇します。

運動不足の生活習慣

身体活動がほとんどない座りがちな生活はLDLを増やし、HDLを減少させます。定期的な運動はHDLを高め、LDLを下げる効果があります。

加齢

年齢とともにLDLは上昇しやすく、特に女性は閉経後にHDLが減少し、LDLが上がりやすくなります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

PCOSの女性はLDLが増加し、HDLが減少しやすい傾向があります。

薬剤の影響

ステロイドやプロゲスチンなど一部の薬はHDLを減少させ、LDLを上昇させることがあります。高コレステロールの治療中は、担当医と薬の相互作用を確認しましょう。

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