カビ・真菌アレルギーと食事のポイント

カビ・真菌アレルギーの症状

米国喘息・アレルギー財団(AAFA)によると、カビアレルギーの症状は他のアレルギーと似ています。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、かゆみが典型的です。重症例では乾燥した鱗状の皮膚や湿疹、花粉症様の症状、さらには肺に侵入したカビ胞子が原因でアレルギー性肺胞真菌症(ABPA)を起こし、血痰や激しい喘鳴が見られます。

食事日誌をつける

食事と症状の関係を把握する第一歩は、2〜3週間にわたり摂取したすべての食品とその成分を書き留めることです。期間が経過すれば、特定の食品が症状を悪化させるか、改善させるかのパターンが見えてきます。その結果、摂取すべき食品と避けるべき食品のリストを作成できます。

避けるべき食品

カビや真菌を自然に含む食品は、アレルギーを悪化させる可能性があります。ラッシュ大学医療センターは、チーズ、キノコ、乾燥果実、酵母を含むパン類(発酵食品)を避けるよう勧めています。さらに、醤油や酢も同様です。クリーブランド・クリニックは、ビール、ワイン、ザワークラウト、燻製肉、サワークリーム、バターミルク、保存後24時間以上経過した肉や魚もリストに加えています。これらの食品は完全に除去するか、個別に試して自分に合うか確認しましょう。

摂取すべき食品

新鮮な果物や野菜は症状緩和に大いに役立ちます。特にビタミンC(アスコルビン酸)を多く含むグアバ、パパイヤ、オレンジ、ピーマンなどは抗酸化作用と抗ヒスタミン効果が期待されています。ミシガン大学医療センターの報告では、ビタミンCの効果は「予備的なエビデンス」があるとされていますが、詳細な臨床試験はまだ不足しています。

カビの発生を防ぐ

湿った環境で密閉容器に入れたまま放置すると、食品にカビが繁殖しやすくなります。冷蔵庫の残り物や、棚の奥に隠れているチョコレートクッキーなどが典型例です。カビが見える場合は、部分的に切り取って食べるのではなく、全体を廃棄してください。カビは見えない部分にも胞子を拡散している可能性があります。

ハーブサプリの活用

食事管理だけで症状が改善しない場合は、ハーブサプリを検討しましょう。イラクサ(Urtica dioica)エキスは抗炎症・抗アレルギー効果が期待されます。2009年のHerbalScience Groupの研究では、イラクサ抽出物がアレルギー症状を軽減することが示されています。根または葉のエキスを1回5mlまで、1日3回、200〜250mlの水、牛乳、またはお茶に混ぜて摂取できます。ただし、イラクサは軽度の子宮収縮作用があるため、女性は月経周期への影響に注意し、妊娠中の使用は避けてください。

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