バックソーンパウダーとは?
種類
- 一般的なバックソーン(common buckthorn)
- オークバックソーン(alder buckthorn)
- カリフォルニアバックソーン(Californian buckthorn)
- シーベリー(sea buckthorn)
中でもオークバックソーンとシーベリーは、サプリメントとしてよく利用され、主に粉末形態で販売されています。オークバックソーンは樹皮から、シーベリーは果実から抽出された粉末が一般的です。
用途
バックソーン粉末は、緩やかな下剤として便秘の改善に用いられます。市販の合成下剤に比べて刺激が少なく、腸内洗浄やダイエットサプリとしても販売されています。
主な効果
- 腹部膨満感の緩和
- 肝臓・胆嚢の機能サポート(肝硬変、黄疸、胆石の予防・改善が期待される)
- 痔核の痛み緩和(便を柔らかくする)
副作用と注意事項
下剤効果があるため、用法・用量を守ることが重要です。過剰摂取は下痢や胃部不快感を引き起こし、長期使用は電解質やカリウムの減少、脱水、腎障害のリスクがあります。尿が濃い黄色や赤色になることがありますが、通常は問題ありません。
以下の方は使用を避けてください:クローン病・潰瘍性大腸炎・炎症性腸症候群・盲腸炎、妊娠中・授乳中の女性。
利尿剤、コルチコステロイド、ジゴキシンなど一部の薬剤と相互作用する可能性があります。使用前に医師または薬剤師に相談してください。
歴史
バックソーンは2世紀頃から便秘などの治療に利用され、ギリシャの医師ガレノスが最初に記述しました。当時は便秘除去だけでなく、毒や悪霊から身を守る薬としても用いられました。17世紀のロンドン薬局方にも掲載され、1820年に米国の「National Formulary」に医薬品として正式に登録、1898年の「King's American Dispensatory」でも使用が推奨されました。
また、樹皮からは黄色染料、果実からは緑色水彩絵具、さらには灰色や青色の染料が抽出され、地図や布地の染色に利用されてきました。
