ブドウ種子抽出物の健康効果
ブドウ種子抽出物は赤ブドウの小さな種子から抽出され、主成分はオリゴメリック・プロシアニジオリック複合体(OPC)です。抗酸化力はビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍と非常に高く、抗炎症・抗アレルギー・抗癌などの効果が報告されています。
血圧とLDLコレステロール
ある研究では、被験者にプラセボまたは150〜300 mgのブドウ種子抽出物を投与した結果、収縮期血圧が平均12 mmHg、拡張期血圧が平均8 mmHg低下しました。高用量群ではLDL(悪玉)コレステロールも減少しました。
がん予防・治療支援
実験室レベルで、乳癌、胃癌、結腸癌、前立腺癌、肺癌の細胞増殖を抑制する可能性が示されています。また、化学療法や他の薬剤による肝細胞障害の防止にも寄与する可能性があります。
抗酸化作用ががん予防に有益と考えられますが、現在は米国の試験室研究が中心でヒトへの効果は確認されていません。
膵臓炎の症状緩和
慢性膵炎患者を対象とした小規模研究では、ブドウ種子抽出物が腹痛や嘔吐などの症状頻度と強度を有意に軽減したと報告されています。なお、結果は予備的であり、さらなる検証が必要です。
炎症抑制と視力保護
関節や粘膜の炎症を引き起こす化学物質の活動を阻害する可能性が示されています。アレルギー、喘息、関節痛に悩む人に有用と考えられます。
角膜潰瘍、糖尿病性網膜症、緑内障、黄斑変性、硝子体変性など、特定の眼疾患の進行抑制にも期待されています。
推奨摂取量と注意点
一般的な摂取目安は1日25〜100 mgを1〜3回、最も一般的なのは1日2回、各50 mgです。
血液凝固に影響を与える可能性があるため、抗凝固薬や血液をサラサラにする薬を服用中の方は、医師や薬剤師に相談してください。
