共役リノール酸(CLA)を豊富に含む食品

共役リノール酸(CLA)は、オリーブオイルに似た「良質」脂肪として注目されている必須脂肪酸です。体内で合成できないため、食品から摂取する必要があります。CLAはコレステロール低下、インスリン分泌促進、代謝向上による体重減少、がん抑制など、さまざまな健康効果が報告されています。

牛肉

牛肉はCLAを多く含む代表的な食品です。ウィスコンシン州マディソンのDairy Forage Research Centerの調査によると、牧草飼育された牛の乳から得られるCLA濃度は、穀物飼育の牛に比べて約5倍に達します。牧草飼育の牛肉はスーパーマーケットや精肉店、健康食品店で「grass‑fed」や「牧草飼育」などの表示を確認して購入できます。

羊肉

羊肉もCLAの供給源となります。オハイオ州立大学の栄養学部が『Journal of Nutrition』に掲載した研究では、サフラワーオイルを飼料に添加した羊は、肉中のCLA含有量が増加しました。現在、一部の牧場ではサフラワーオイルを配合した飼料で羊を育てており、製品ラベルに「サフラワーオイル飼料使用」などの表示が出てくるでしょう。

牛乳

牛乳はCLAの前駆体であるワクシン酸を豊富に含んでいます。消化過程でワクシン酸がCLAに変換されるため、乳脂肪率が高いほどCLAの摂取量も増えます。ただし、低温殺菌(パスチャライズ)によりワクシン酸が減少するため、可能であれば非殺菌(生)牛乳を選ぶと良いでしょう。ただし、生乳の販売は州によっては法的に制限されているため、地域の規制を確認してください。

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