健康をサポートするセレンの取り入れ方
セレンはごく少量で十分な健康維持に必要な微量ミネラルです。しかし、土壌にセレンが乏しい場合、そこで育った野菜や果物からは十分に摂取できません。肉や魚にもセレンは含まれますが、飼料や水中のセレンが不足していると、やはり摂取量が足りなくなることがあります。
セレン欠乏の軽度な症状として、筋力低下、筋肉の炎症・痛み、赤血球の脆弱性などが報告されています。これらの症状があり、セレン摂取が不十分と疑われる場合は、医師に相談し血中セレン濃度の検査を受けることをおすすめします。
セレンを上手に取り入れるポイント
セレンが豊富な食品を選ぶ
ブラジルナッツ、ツナ、タラ、七面鳥、きのこ、酵母(ビール酵母)や小麦胚芽などはセレン含有量が高い食品です。医師の指導で不足が確認された場合を除き、サプリメントでの常用は推奨されません。
前立腺がん予防にセレンを活用
血中セレンが低く、PSA(前立腺特異抗原)が正常な男性では、医師の判断によりセレン補給が前立腺がん予防に効果的とされています。
がん患者へのセレン補給
多くのがん患者で血中セレンが低いことが報告されています。セレンレベルを正常化することで、がんの進行を抑える可能性が示唆されていますが、がんの種類や個人差により効果は異なります。
甲状腺機能低下症(甲状腺低下症)とセレン
甲状腺ホルモンの活性化にはセレンが必要です。甲状腺低下症の疑いがある場合は、血中セレン検査を受け、必要に応じて補給を検討してください。
2型糖尿病とセレン
2型糖尿病患者は血中セレンが低い傾向があります。セレンが糖尿病の進行に与える影響は研究中ですが、欠乏が確認された場合は医師の指示のもと補給を検討します。
フケ対策のシャンプーにセレンを利用
セレン配合のシャンプーはフケの抑制に効果があるとされています。フケが気になる方は、セレン含有シャンプーを試してみてください。
