脳の覚醒を促すビタミンとサプリメント

脳の働きを高め、集中力や記憶力をサポートする栄養素として、Bビタミン、ビタミンC・E、そしてイチョウ葉エキス(Ginkgo biloba)が注目されています。以下にそれぞれの効果と推奨摂取方法をまとめました。

Bビタミン(B3・B6・B12・葉酸)

B3(ナイアシン)、B6(ピリドキシン)、B12、葉酸は、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン)の合成を助けます。これらのビタミンが不足すると、思考の乱れや不安感、情緒不安定、妄想傾向が現れることがあります。上記の症状がある場合は、マルチBビタミンのサプリメントで補うと効果的です。

ビタミンE

強力な抗酸化作用を持つビタミンEは、脳細胞の老化を抑制し、記憶力低下の予防・改善に寄与します。米国『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』の研究では、1日200IUのビタミンE摂取がアルツハイマー病の進行を遅らせる可能性が示されました。実験は341名の男女を対象に440日間行われました。

ビタミンC

ビタミンCはビタミンEと相乗効果を発揮し、ノルエピネフリンやドーパミンといった脳内化学物質の生成を支えます。脳内のビタミンC濃度は体の他部位よりも高く、正常な脳機能に不可欠です。

イチョウ葉エキス(Ginkgo biloba)

イチョウ葉エキスはヨーロッパで広く用いられ、精神的な疲労感や集中力低下に効果があるとされています。血流改善と抗酸化作用により、脳への酸素供給が向上します。英国で行われた研究では、50歳以上の軽度記憶障害者30名が12〜24か月間、1日40mgを3回服用した結果、プラセボ群に比べて認知機能が有意に改善しました。

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