歴史
1995年、米国国立科学アカデミーの食糧栄養委員会は、栄養素の「許容上限摂取量(UL)」を食事参考摂取量(DRI)の一部として設定しました。
特徴
ULは、人口の少なくとも98%が毒性リスクなしに摂取できると見込まれる最大量を示します。
機能
ULは、食事計画や栄養評価で用いられる4つの基準値のひとつです。他のDRI値は、推奨栄養所要量(RDA)、適正摂取量(AI)、推定平均必要量(EAR)で、性別やライフステージに応じて異なります。
重要性
1941年に初めて設定された推奨栄養所要量は何度も改訂されましたが、ULは栄養素の過剰摂取による毒性に初めて焦点を当てた基準です。
留意点
- ULを超える摂取は毒性リスクを高めます。個々の栄養素のULを目指すのではなく、長期的な総摂取量を評価する際の指標として活用してください。
- ビタミンやミネラルのサプリメントを使用する前に、必ず医師に相談しましょう。特定の疾患や状態は毒性リスクを高めることがあります。
- ULは食事、飲料、サプリメントからの総摂取量を考慮しています。
- すべての栄養素にULが設定されているわけではなく、毒性に関する十分な科学的データがあるものに限られます。
