トリグリセリド治療に用いられるニアシン(ビタミンB3)
ニアシン(ビタミンB3)とは
ニアシンは水溶性ビタミンで、体内に蓄積されません。食物をエネルギーに変換する過程で重要な役割を果たし、血中の中性脂肪やコレステロールを低下させる目的で処方されることがあります。
ニアシンの主な効果
ニアシンは特にHDL(善玉コレステロール)を上昇させる効果が高く、同時に中性脂肪やLDL(悪玉コレステロール)を減少させます。これは血中の脂質輸送タンパク質の産生を抑制することで実現すると考えられています。
主な摂取源
ニアシンは魚介類、鶏肉、卵、緑黄色野菜、ナッツ、全粒穀物などの食品に自然に含まれます。市販のサプリメントや処方薬としても入手可能で、血中中性脂肪を下げる目的で使用する場合は医師の処方が必要です。
副作用と注意点
高用量での使用は、胃部不快感、頭痛、めまい、皮膚の紅潮(フラッシング)などの副作用を引き起こすことがあります。糖尿病患者は血糖値が上昇する可能性があるため特に注意が必要です。また、まれに肝障害を起こすことがあります。
市販のニアシンを自己判断で使用せず、必ず医師と相談してください。
