ビタミンEが肌に与える効果とは?

ビタミンEは必須栄養素で、食事やサプリメントから摂取します。抗酸化作用により、皮膚を保護し修復を助けるなど、様々な組織やシステムに有益です。

機能

経口摂取により免疫機能が向上し、損傷した皮膚細胞の除去が促進され、皮膚がんの予防につながります。また、内部・外用ともに抗酸化剤として紫外線や大気汚染、ストレス、喫煙によるフリーラジカルから肌を守ります。角質層は脂肪酸で構成されており、ビタミンEはこれらを酸化から保護し、炎症を抑えて肌を滑らかに保ち、黄色化を防ぎます。外用では炎症を和らげ、日焼けの影響を軽減し、回復を促進します。さらに、日焼け止めのUV吸収機能をサポートします。

重要性

加齢に伴う肌トラブルの約90%は長年の紫外線曝露が原因とされています。UVはDNAを損傷し皮膚がんリスクを高め、免疫機能を低下させて組織修復を妨げます。また、コラーゲンやエラスチンを劣化させシワや薄さなど老化現象を促進します。ビタミンEは強力な抗酸化剤・抗炎症作用・免疫刺激効果により、UVによる肌変化やダメージを防ぎ、外観を改善し、損傷した肌の修復を助けます。

種類

ビタミンEは4種類のトコフェロールと4種類のトコトリエノール、計8形態から成ります。市販サプリはα-トコフェロールが主ですが、γ-トコフェロールは食品中で最も多く、αと異なるフリーラジカルに対抗し、抗炎症効果が高いとされています。トコトリエノールは皮膚表層に蓄積し、UVからの一次防御層を構成、吸収率もトコフェロールより優れています。そのため、γ-トコフェロールとα-トコフェロールを含む全8形態をバランスよく摂取することが重要です。

予防・対策

1日あたり400〜800 IU(約250〜500 mgのγ-トコフェロールを含む)を目安に経口サプリを摂取しましょう。全8形態が配合された製品を選び、保湿剤にもトコフェロールとトコトリエノールの両方が含まれるものを使用してください。香料が含まれる外用製品は刺激や赤みを引き起こすことがあるため、無香料のものを選ぶと安心です。

注意点

過剰摂取は血液をサラサラにするワルファリンなどの抗凝固薬と相互作用し、出血リスクを高めます。抗凝固薬を服用中の方はビタミンEサプリを始める前に必ず医師に相談してください。

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