ブロメライン酵素の働きとは?

ブロメラインは、パイナップルに自然に含まれるプロテアーゼ酵素で、サプリメントとしても販売されています。消化を助けるだけでなく、抗炎症作用があることが知られており、現在は感染症やがん治療への応用が研究されています。

消化不良の改善

ブロメラインはタンパク質の分解を助け、他の酵素が胃酸で失活するのに対し、胃酸に強く残存します。そのため、胸やけ、吐き気、下痢といった消化不良の症状を軽減するとされています。

炎症の抑制

2002年のリーディング大学の研究では、ブロメラインの抗炎症・鎮痛効果が変形性関節症やリウマチの症状緩和に寄与する可能性が示唆されました。決定的なエビデンスはまだ不足していますが、期待が持たれています。

軽度の外傷への効果

筋肉や腱の損傷(腱炎や肉離れ)からの回復を目指すアスリートに対し、ブロメラインが処方されることがあります。筋肉タンパク質の修復を促進し、外用での使用はやけどや虫刺されによる腫れや痛みの軽減に利用されています。

副鼻腔炎の症状緩和

鼻腔が炎症を起こす副鼻腔炎において、咳や花粉症様症状、過剰な痰などの不快感を和らげる補助的手段としてブロメラインが用いられます。

料理での利用

ブロメラインは食品業界でも利用され、肉のたんぱく質結合を切断してコラーゲンを分解することで、肉を柔らかくする優れた肉のたたき剤として販売されています。

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