マグネシウム欠乏を判定する方法

マグネシウムとは

マグネシウムは体内で4番目に多い金属で、主に骨に存在します。細胞内反応、血圧調整、タンパク質合成、神経伝達、血中・骨のカルシウム濃度を調整する副甲状腺ホルモンの生成などに不可欠です。米国では欠乏は稀で、全人口の約2%が対象です。男女問わず、子どもにも見られます。

マグネシウム欠乏のチェック方法

  1. 症状を把握する

    初期症状は食欲不振、吐き気、嘔吐、混乱、不眠、倦怠感、筋力低下です。進行するとしびれ、チクチク感、筋痙攣・けいれん、発作、性格変化、不整脈や冠動脈痙攣(心臓への血流が急激に狭くなる)などが現れます。重症例では筋痙攣の増悪、せん妄、幻覚、感覚麻痺が起こります。

  2. 医師に伝えるべき情報

    消化器系の疾患(大腸がん、手術後、放射線治療、慢性下痢、下剤乱用、炎症性腸疾患)や腎臓病、糖尿病、アルコール依存、甲状腺・副甲状腺障害があるかどうかを医師に報告してください。また、高血圧薬や利尿剤、化学療法薬、一部の抗生物質、マグネシウムを含む制酸剤や下剤など、マグネシウム欠乏を引き起こす可能性のある薬剤の使用も伝えましょう。

  3. 検査と治療

    症状がある場合は医師の診察を受け、血清マグネシウム濃度測定や血液中の関連物質のチェック、心電図(ECG)や心拍モニターで不整脈の有無を確認します。多くの場合、マグネシウムサプリメントの投与で簡単に改善できます。

ビタミン - 関連記事