1日に必要なカロリーは何が決めるのか?

基礎代謝率(BMR)

基礎代謝率(BMR)とは、心臓の拍動や呼吸、臓器の機能など、身体が安静にしているだけで必要とするエネルギー量です。

BMRの計算方法

年齢、性別、体重から以下の式で求められます。

男性
10〜17歳: 17.5 × 体重(kg) + 651
18〜29歳: 15.3 × 体重(kg) + 679
30〜59歳: 11.6 × 体重(kg) + 879
60歳以上: 13.5 × 体重(kg) + 487

女性
10〜17歳: 12.2 × 体重(kg) + 746
18〜29歳: 14.7 × 体重(kg) + 496
30〜59歳: 8.7 × 体重(kg) + 829
60歳以上: 10.5 × 体重(kg) + 596

例:24歳男性、体重79.3kgの場合、BMRは約1,892kcal/日です。これは安静時に消費するカロリーで、運動や日常の活動は含まれません。

運動による消費カロリー

身体活動が多いほど、1日の総消費カロリーは増えます。以下の係数でBMRに乗算して概算できます。

  • 極めて活動的でない場合:BMR × 1.4
  • 座りがちな生活:BMR × 1.5
  • 中程度の活動がある場合:基礎係数に0.1を活動ごとに加算(例:1.7 = 1.5 + 0.1 + 0.1)
  • 激しい活動がある場合:0.2を活動ごとに加算

食事の熱産生効果(TEF)

食事の熱産生効果(Thermic Effect of Food, TEF)とは、食物を消化・吸収する際に余分に消費されるエネルギーです。脂肪は消化が容易で、炭水化物やタンパク質は多くのエネルギーを要します。例えば、100kcalのスナックでも実際のカロリー増加は約70kcalになることがあります。

病気の影響

体が感染症と戦う際、免疫活動にエネルギーが必要となり、安静時でも通常より多くのカロリーを消費します。そのため、病中に体重が減少しやすいことがあります。

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