ウスニック酸と減量

ウスニック酸は、地衣類(菌類と藻類の共生体)の代謝産物として自然に生成される化合物です。米国メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(MSKCC)によれば、地衣類やその代謝産物は通常人間の食事に取り入れられることはありません。

特徴

  • 市販の減量サプリにウスニック酸が含まれることがありますが、減量効果を裏付ける臨床データはありません。
  • 主に化粧品に使用されることが多く、誤った使用は重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。

用途

  • 減量効果は未確認ですが、抗炎症、抗菌、抗酸化、抗ウイルス、解熱・鎮痛作用など、さまざまな未検証の効能が主張されています。

重要性

  • 米国ではハーブサプリの利用が広く、Mayo Clinic Proceedingsによれば、FDAの医薬品と同等の安全基準が適用されないため、製品の安全性に疑問が残ります。
  • 消費者は毎年数十億ドルをこのような不確かな製品に費やしています。

理論・推測

  • ウスニック酸を減量目的で摂取した場合、重度の肝障害(肝毒性)が報告されています。Mayo Clinic Proceedingsの研究では、他に原因が見つからない健康な患者で肝障害が発生したとされていますが、正確なメカニズムは解明されていません。

注意喚起

  • 医師の診断なしにウスニック酸を摂取すべきではありません。肝障害のリスクに加え、抗凝固薬(血液を薄める薬)との併用で副作用が増大し、他の薬剤の効果を妨げる可能性があります。皮膚に塗布すると刺激を起こすことがあります。
  • ウスニック酸はコンブチャ茶にも含まれますが、コンブチャは発酵黒茶から作られ、米国がん協会(ACS)によれば、健康効果は科学的に証明されていません。肝炎を引き起こす報告もあります。コンブチャは「カラゴソク茶」や「満州茶」などとも呼ばれます。

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