減量に有効な抗うつ薬:ウェルブトリン(ブプロピオン)とは
効果の証拠
2001年以降の複数の研究で、持続放出型ブプロピオン(ウェルブトリン SR)が肥満患者の体重減少に有意な効果を示しています。食事制限と運動を併用した場合、ブプロピオンを服用した被験者は体重が減少しました。
ケンタッキー大学の研究
ケンタッキー大学医学部のジェームズ・W・アンダーソン教授らは、300名以上を対象にブプロピオン SR(300mg/日、400mg/日)とプラセボを比較しました。ブプロピオン群はプラセボ群よりも体重が減少し、特に400mg群で最も大きな減少が見られました。
継続的な成功
初回24週間の研究後、さらに48週間追跡した結果、同じ用量でのブプロピオン継続服用により体重減少が維持されました。高用量(400mg)での効果が顕著でした。
運動とカロリー制限
全被験者は中程度の運動を行い、1日あたり約600kcalの食事制限を実施しました。薬だけでなく、食事日誌による自己管理も行われました。副作用として頭痛、下痢、口渇が報告されています。
デューク大学の研究
2001年にデューク大学で実施された研究では、50人の肥満女性がブプロピオン(最大200mg/日)またはプラセボを24週間投与されました。参加者は1日1,600kcalに食事を制限し、食事日誌を記録しました。2年間の追跡でも、ブプロピオン群はプラセボ群よりも大きな体重減少を示しました。
