急速な減量のための高タンパク食事法

低脂肪・低炭水化物がダイエット業界の流行語だったが、最近は高タンパク食が注目を集めている。タンパク質を増やすと代謝が上がり、減量効果を高められる。

高タンパクの基準とは

必要なタンパク質量は活動レベルにより異なる。米国糖尿病協会(ADA)は、座りがちな人は体重1ポンド(約0.45kg)あたり0.4g、持久系の運動(ランニングやジョギング)を行う人は0.65g、ウェイトトレーニングを行う人は0.8gを目安とする。したがって、ある人にとっての「高タンパク」は、他の人にとっては「低タンパク」になることもある。目安は、推奨量の10〜20%上回る程度と考えるとよい。

タンパク質の摂取タイミング

1日の総タンパク質量が決まったら、食事回数に均等に分配する。減量中は2〜3時間ごとに小さめの食事を取るのが効果的。例として、1日5食で総タンパク質100gを目指す場合、1食あたり約20gを摂取すれば、血中アミノ酸濃度が安定しやすくなる。

おすすめのタンパク質源

できるだけ自然な食品からタンパク質を摂取することが望ましい。主な食品は、赤身肉、卵、魚、鶏肉、七面鳥など。食事だけで必要量を満たすのが難しい場合は、質の高いプロテインパウダーを活用すると便利。フルーツとブレンドすれば、栄養価の高い置き換えドリンクになる。

バランスの取れた食事構成

高タンパクだからといって他の栄養素を削りすぎてはいけない。炭水化物は果物、野菜、全粒穀物を中心に、脂質は動物性脂肪、ココナッツや卵などの天然脂肪、魚油・亜麻油・オリーブオイルなどの植物油を組み合わせると良い。加工食品を控え、自然食品を主とすれば、カロリーに関係なく体組成の改善が期待できる。

減量時の注意点

急激な体重減少は筋肉量の減少につながりやすい。筋肉は基礎代謝を上げる重要な組織なので、1週間に2〜3ポンド(約0.9〜1.4kg)以下の減量を目安にする。食事記録とカロリー計算で管理し、週末に体重を測定する。体重が計画通りならカロリーは維持、伸び悩む場合は1日あたり200kcal増減させ、再度1週間様子を見ると効果的だ。

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