アジア流ダイエットの秘訣
米国では肥満率が長年上昇し、子どもたちまで影響を受けています。運動能力の低下や慢性的な健康問題に悩む人々は、従来の食生活に代わる方法を探しています。アジア諸国は肥満や心臓疾患の発症率が低く、健康的な食文化が根付いているため、米国の人々は東洋の食事の秘密に関心を持っています。
お茶の力
アジアで広く実践されている習慣の一つに、緑茶やウーロン茶を日常的に飲むことがあります。緑茶は古くから中国で健康効果が認められ、近年は西洋医学でもその有効性が裏付けられました。緑茶の定期的な摂取はコレステロールを下げ、脂肪燃焼を促進します。また、がんや心臓病のリスク低減、抗酸化作用があることがオランダや日本の研究で示されています。
ウーロン茶(烏龍茶)も体脂肪減少と代謝向上に効果があるとされています。2003年に徳島大学医学部が実施した研究では、カフェイン含有量が緑茶の半分程度のウーロン茶を飲んだ日本人女性の基礎代謝が有意に上昇したことが報告されています。
乳製品を控える
アジアの食事と米国の食事を分ける大きな特徴は、乳製品の摂取量が極めて少ないことです。カルシウムは豊富でも、乳製品は脂肪が多く、腸閉塞、貧血、アレルギー、心臓病、糖尿病などのリスクと関連しています。中国、韓国、日本などでは乳製品の消費は米国に比べてごくわずかです。乳製品やそれに伴う高カロリー食品(アイスクリームなど)を減らすだけでも、アジア流の体重管理が容易になります。
植物性中心の食事
アジアの食文化は植物性食品が中心で、米や麦、野菜、大豆製品、海藻が豊富です。海藻はヨウ素、ビタミンK、マグネシウム、鉄、カルシウムを多く含み、ほぼカロリーと脂肪がありません。2005年9月に『American Journal of Medicine』に掲載された研究では、低脂肪・植物性食事が女性の体重減少に最も効果的であり、こうした食事を主とする国々では肥満率が大幅に低いことが示されています。
まとめ
緑茶やウーロン茶の定期的な摂取、乳製品の制限、そして植物性中心の食事は、アジアで長年実践されてきた健康的な体重管理法です。これらの要素を取り入れることで、米国の肥満問題に対する有効な代替策となり得ます。
