下剤で体重を減らす方法とリスク
下剤の仕組み
下剤は腸の蠕動運動を促進し、便を速く排出させます。また、便の水分を増やして柔らかくし、腸からの排出を容易にします。体重が減少したように見えるのは、主に体内の水分が失われたためです。コロンビア大学の保健サービスによると、下剤は腸内に水分を流入させ、便を柔らかくし、筋肉の収縮で排出させる反応を引き起こすため、減少する体重はほとんどが水分です。
下剤の種類
自然に含まれる食物繊維が豊富な食品は、天然の下剤として働きます。代表的なものはプラムや乾燥アプリコット、葉物野菜、マンゴー、亜麻仁などです。また、コーヒーや特定のハーブティーも下剤効果があります。市販の下剤はティータイプ(例:「スムーズムーブ」)や錠剤(例:Ex-Lax、Perdiem)・粉末タイプ(例:Miralax、Floralax)があります。
おすすめの下剤
安全性が高いのは、フルーツや野菜、化学添加物のないハーブティーです。これらは食物繊維を含み、栄養素を摂りながら自然に排泄を促します。コーヒーは適量であれば問題なく、ハーバード大学の研究では病気予防効果も示唆されています。さらに、オメガ脂肪酸を含む亜麻仁は脳機能を高めつつ消化を助けます。
留意点
下剤はカロリー摂取を抑えるわけではありません。高カロリー・高脂肪の食事をした後に下剤を使用しても体重増加を防げません。健康的に体重を減らすには、運動とバランスの取れた食事が不可欠です。
注意事項
体重減少目的で錠剤や粉末の下剤を過剰に摂取することは危険です。栄養失調、痙攣、腎機能障害を引き起こす可能性があります。『Safe Dieting for Teens』の著者リンダ・オヘダ氏は、下剤と利尿剤を併用すると電解質バランスが崩れ、心臓に有害になると指摘しています。
より良い代替策
体重を減らすには、下剤で脱水させるのではなく、十分な水分補給を心がけましょう。また、満腹感を持続させカロリー摂取を抑える食品選びが効果的です。バナナ、ブドウ、スイカはおすすめです。さらに、食欲抑制と抗酸化作用が期待できる緑茶を取り入れると良いでしょう。
