子どものための喪失対処プロジェクト
子どもが喪失を経験したときの支援方法
大人が悲しみの中にいると、子どもの感情に向き合うのが難しくなることがあります。ユタ大学のベス・ヴォーン・コール博士によれば、親自身が深い悲しみに圧倒されていると、学齢期の子どもと率直に話すことが困難になると指摘しています。ここでは、子どもが喪失を受け止め、感情を表現できるようにするシンプルなプロジェクトを紹介します。
1. 絵本で語り合う
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本は子どもと対話できないテーマを自然に話し合えるきっかけになります。 子どもは日常的に物語に触れています。喪失や悲しみをテーマにした年齢に合った絵本(ポップアップや大きな文字、鮮やかなイラスト付き)を読むことで、感情を言語化する手助けができます。子どもが話したいときは遮らずに聞き、優しく感情に導くことが大切です。
2. 絵を描くアートセラピー
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絵を描くことは子どもにとって自然な表現手段です。紙、クレヨン、絵の具などを用意し、例えば「おじいちゃんが亡くなったとき、僕は…」と質問の後半を子どもに埋めてもらうよう促します。子どもの描く絵から感情を読み取り、肯定的に受け止めましょう。
3. 思い出のスクラップブック
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スクラップブックは子どもにとって具体的な思い出の形になります。 子どもは大人と同様に、故人を記念するものが必要です。写真、手紙、布切れ、小さな飾りなどを集めて一冊のアルバムにまとめるプロジェクトは、親子で協力しながら行うのに最適です。一緒にページをめくりながら、自然に会話が生まれます。
4. 故人へのメッセージ
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子どもに手紙や絵で故人に伝える機会を与えると、心の中の感情が外に出やすくなります。花を供える行為と同様に、文字やイラストで思いを伝えることで、抑えていた感情が解放されます。大人は開かれた質問を投げかけ、子どもの表現を称賛しましょう。
5. 感情表現の大切さ
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家族関係専門家ミネール・トラレは、子どもが感情を言語化できるよう支援することが喪失支援の核心だと述べています。上記のプロジェクトは、子ども自身の感情を認識・伝達させるだけでなく、悲しみを抱える大人が子どもと向き合うための手がかりにもなります。
