子どもの血糖値管理と糖尿病予防

子どもの血糖値の正常範囲

子どもの血糖値は通常、空腹時で70〜100 mg/dL が基準です。食後は一時的に血糖値が上昇します。医師の診察時に正確な測定が必要な場合は、前日の夜12時以降は食事や飲み物を摂らない「空腹測定」を行います。

血糖調整の仕組み

糖尿病は、膵臓が十分なインスリンを分泌しない、または体の細胞がインスリンを適切に利用できない状態で起こります。原因がインスリン不足かインスリン抵抗性かによって、1型または2型糖尿病に分類されます。

糖尿病のタイプ

糖尿病は大きく2種類に分かれます。

  • 1型糖尿病(若年性糖尿病):膵臓がインスリンを全く作れなくなるため、外部からインスリンを補充する必要があります。
  • 2型糖尿病:インスリンの分泌が不十分、または細胞がインスリンに対して抵抗性を示す状態です。生活習慣が関与することが多いです。

血糖異常の症状

血糖が低い(低血糖)場合は、めまい、倦怠感、震え、発汗などが現れます。血糖が高い(高血糖)場合は、視界のぼやけ、頻尿・多飲、体重減少、イライラなどが見られます。

注意すべきポイントと対策

子どもに血糖異常の症状が見られたら、定期的に血糖測定を行い、内分泌科医や糖尿病専門医の診察を受けましょう。家族に糖尿病の既往がある場合は、早期の予防策が重要です。適度な運動は血糖コントロールに欠かせません。糖尿病を放置すると、心筋梗塞、脳卒中、失明や四肢の切断といった重篤な合併症を招く恐れがあります。

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