ステータス発作(ステータスエピレプシー)を起こす子どもへの対処法

概要

ステータス発作(ステータスてんかん)は、30分以上続く連続発作を指します。5分以上続く発作は脳に永続的な損傷を与える恐れがあり、緊急医療が必要です。米国てんかん財団によると、毎年約42,000人がステータス発作に関連して死亡しています。子どもがこの危険な発作を起こす場合、トリガーとなる刺激を避け、発作が起きたら直ちに救急要請することが最も重要です。

対処手順

  1. ステップ1: 専門的な診断を受ける

    ステータス発作は脳外傷、脳腫瘍、中毒など他の疾患のサインであることが多いです。小児神経科医の診断を受け、基礎疾患の治療を開始させることで、発作が軽減または消失する可能性があります。

  2. ステップ2: 発作を誘発する刺激を特定する

    医師と相談しながら、子どもの発作を引き起こす刺激を把握します。刺激は光の点滅、熱、特定の匂いなど様々です。これらの刺激を回避することで、ステータス発作の予防につながります。

  3. ステップ3: 危険な活動への曝露を減らす

    水泳や木登りなど、発作が起きた際に重大な事故につながりやすい活動は、十分な大人の監督下でのみ行わせます。完全に禁止する必要はありませんが、常に子どもの状態を把握できる大人が同伴することが重要です。

  4. ステップ4: 救急要請と安全確保

    発作が5分経過したらすぐに119番へ連絡します。救急隊が到着するまで、子どもを仰向けに寝かせ、周囲の危険物(眼鏡やおもちゃなど)を取り除きます。発作中に口に何か入れないように注意してください。

  5. ステップ5: 発作後のケア

    子どもが完全に意識を取り戻すまでそばに寄り添います。窒息防止のため、発作直後に口からの投薬は行わず、必要な薬は直腸投与とします。解熱剤や抗不安薬の投与タイミングについては、必ず主治医の指示に従ってください。

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