子どもの寄生虫感染を防ぐ方法

子どもは保育園や学校、ジム、遊び場などで集団生活を送ります。手で環境を探検し、手洗いが不十分なことが多く、寄生虫に触れる機会が増えます。寄生虫感染は不衛生さだけが原因ではなく、日常の衛生習慣に関わらず起こり得ます。本記事では、外部寄生虫(シラミ、疥癬)と内部寄生虫(回虫、蟯虫、鉤虫、鞭虫)への対策と必要な薬剤について解説します。

必要なもの

  • 抗寄生虫薬(市販または処方)

外部寄生虫への対策

1. シラミ(頭部寄生虫)

頭部に小さな黄色・茶色の卵(卵巣)や灰白色の成虫が付着していないか確認します。学校からシラミの流行情報が届くことがあります。その場合は、OTC薬(例:オヴィデ、ニックス、リッド、A-200)を使用してください。

2. 疥癬(かゆみを伴う皮膚感染)

皮膚に波状の赤い線や暗い痕が現れ、強いかゆみがある場合は疥癬の可能性があります。医師の診断が必要で、エリマイトなどのクリームを処方してもらい、数時間皮膚に塗布します。リンダンは乳幼児や妊産婦、免疫低下者には使用しないでください。代わりに5〜10%硫黄軟膏が推奨されます。

3. 薬剤の使用法を守る

抗寄生虫薬は、寄生虫の生活周期すべての段階を除去できるよう、説明書通りに正確に使用してください。

内部寄生虫への対策

4. 蟯虫(ピンワーム)

夜間に肛門周辺のかゆみや、寝具に小さな白い虫が付着していないか確認します。ピンワームは保育園や学校で広がりやすく、治療にはベーモックス、ピンリッド、アルベザなどが有効です。

5. 回虫

便や嘔吐物に丸い虫が混じっていないか観察します。症状は軽い消化不良から、重症例では肺への侵入による咳や呼吸困難があります。ベーモックスやアルベザで治療します。

6. 鉤虫

皮膚のかゆみやイライラが続く場合は鉤虫感染の可能性があります。貧血やタンパク質欠乏を引き起こすことがあり、乳幼児では特に危険です。ベーモックスまたはアルベザで治療してください。

7. 鞭虫

下痢や嘔吐が見られることがありますが、無症状の場合もあります。ベーモックスやアルベザで駆除します。

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