クリトリス感染症の種類・合併症・予防と治療法
クリトリスや外陰部のかゆみや灼熱感は恥ずかしいと感じるかもしれませんが、感染は軽視できません。正しい知識を持ち、症状を医師に的確に伝えることで、早期の適切な治療が受けられます。
感染の種類
クリトリスに感染を引き起こす主な疾患は以下の通りです。
- カンジダ菌(酵母)による膣カンジダ症は最も一般的です。菌がクリトリスの周囲に増殖すると腫れやかゆみ、燃えるような痛みが生じます。
- ヘルペスウイルス感染は、再発時にかゆみや水疱が出ます。
- トリコモナス症や細菌性膣炎(バギナイトス)も外陰部に炎症を起こすことがあります。
合併症
治療せずに放置すると次のようなリスクがあります。
- 妊娠中のカンジダ症や膣炎は、低体重児や早産の原因になることがあります。
- トリコモナスに感染すると免疫力が低下し、他の性感染症にかかりやすくなります。
誤解と正しい情報
- ヘルペスは薬物療法で再発を抑え、かゆみを軽減できます。慢性的に苦しむ病気ではありません。
- カンジダ症は自然に治ることはほとんどなく、自己判断で市販薬だけに頼るのは危険です。医師の診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。
予防策
- 性感染症全般の予防には、性行為時にコンドームを使用することが有効です。
- カンジダ症や膣炎の予防にもコンドーム使用が推奨されます。
- パートナーが感染している場合は性交渉を控えることが望ましいです。
- 長時間の温浴やジャグジー、プールなどの熱い水に浸かることは、カンジダ菌の増殖を助長するため避けましょう。
- 膣内洗浄(デューチング)は細菌を奥へ押し込む恐れがあるため、行わないでください。
治療法
- 市販の抗かゆみクリームや軟膏を外陰部に塗布し、症状を緩和できます。
- 医師は必要に応じて抗生物質や抗真菌薬を処方します。カンジダ症の場合は、Vagisilなどの市販薬も有効ですが、正確な診断のもと使用してください。
- 不要な薬の使用は効果が薄れ、耐性を生む可能性があるため、医師の指示に従うことが大切です。
