卵管の機能を調べる検査とは?
卵管の通りを確認する検査は子宮卵管造影(HSG)と呼ばれます。主に不妊治療の一環として、卵管が開いているかどうかを評価するために実施されます。
手順
放射性造影剤を膣・子宮頸部から子宮腔内に注入し、X線で観察します。造影剤が腹腔へ漏れ出す様子が確認できれば、卵管は開通して機能していると判断されます。
実施場所
HSGは通常、病院の放射線科で外来手術として行われます。産婦人科の専門医が診療所で実施できる場合もあります。
閉塞の確認と対処
卵管が閉塞している場合、造影剤の流れで閉塞部位を特定できます。軽度の閉塞は造影剤を押し通すだけで改善することがあります。また、卵管が開通していても、検査後3か月程度は受胎率がやや上昇することが報告されています。
子宮の異常の検出
HSGは卵管の評価だけでなく、子宮内の筋腫、瘢痕組織、形状異常などの子宮病変も同時に確認できる利点があります。
事前準備
検査前にイブプロフェンなどの抗炎症薬を服用すると、痛みや不快感を軽減できます。検査中や検査後に強い痙攣が起こることがあるため、当日は休養を取り、必要に応じて市販の鎮痛薬を使用してください。
