緊急避妊(モーニングアフターピル)のリスクと副作用
緊急避妊(モーニングアフターピル)は、無防備な性行為後24時間以内に服用すれば妊娠を防げる薬です。プランBなどは合成ホルモンを一時的に大量投与し、排卵や受精、受精卵の子宮着床に必要なホルモンバランスを乱します。服用時期により、子宮内膜を妊娠しにくい状態にしたり、卵子の受精を阻害したりしますが、すべての女性に安全というわけではありません。
禁忌事項
- 乳がん、肝臓がん、性器がん、または過去に脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・高血圧・片頭痛・腎臓・心血管疾患・てんかんの既往がある女性は使用しないでください。
- 出産後6週間未満、授乳中、または今後5日以内に性行為を予定している場合も避けるべきです。
重篤な副作用
- 激しい腕や脚の痛み・しびれ、強い頭痛、視力障害、息切れ、胸痛、激しい腹痛などはすぐに医師の診察を受けてください。
一般的な副作用
- 乳房の張り、むくみ、不規則出血、吐き気、頭痛、嘔吐などが数日続くことがあります。生命に関わるものではありませんが、不快感が続く場合は医療機関へ。
有効性
- 1か月に複数回使用すると効果が低下することが報告されています。服用後は吐き気予防のために食事をとると良いでしょう。
流産・子宮外妊娠のリスク
- 緊急避妊は既に成立した妊娠を中断させるものではありませんが、稀に流産様の出血や組織排出が見られることがあります。
- 子宮外妊娠は卵管内で起こるため、緊急避妊の効果範囲外です。片側の下腹部に強い疼痛や出血、めまいを伴う場合は直ちに受診してください。
思春期の使用に関する懸念
- 一部団体は、思春期の女性が緊急避妊を使用すると性病の増加やうつ、体重増加、胆嚢疾患、高血圧、卵巣嚢胞拡大、呼吸器障害のリスクが高まると指摘しています。
- また、子宮外妊娠の症状を親に伝えられず診断が遅れる危険性も指摘されています。若年層でも使用前に医師と十分に相談することが重要です。
