長期介護保険は誰が加入すべきか?
長期介護保険は、日常生活動作(ADL)である排泄・衛生・食事・移動・着替え・トイレのうち2つ以上ができなくなった際に、長期にわたる介護サービスの高額費用をカバーする医療保険です。認知症(例:アルツハイマー)を対象にする商品もありますが、除外する商品もあるため、契約内容の確認が重要です。
長期介護費用の実態
フルタイムの熟練看護ケアの費用は地域によって異なりますが、2011年2月時点の全国平均では、年間で7万~8万ドル(約800万円)を超えることが多く、最高額はそれ以上になるケースもあります。この金額は、一般的な年金だけでは到底賄えず、本人だけでなく配偶者の生活も脅かすほどの財政的負担となります。
収入の保護
長期介護保険に加入すれば、介護施設にかかる費用を保険でまかなうことができ、家計への影響を軽減できます。資産が豊富でない限り、またはメディケイド(公的扶助)を利用するほどの貧困状態でない限り、一定の保険加入を検討する価値があります。
資産の保護
介護保険は、配偶者や相続人に残す資産を守る手段にもなります。州によっては「長期介護パートナーシップ」制度があり、保険で取得した介護給付額と同等の資産をメディケイドの資産基準から除外できる仕組みがあります。たとえば、価値40万ドルの住宅を所有し、同額の介護給付を保険で確保すれば、住宅を手放さずにメディケイドの資格を維持できます。
保険選びのポイント
- 財務基盤が強固な保険会社を選ぶこと。長期介護の引受はリスクが高く、最近は保険料が大幅に上がるケースもあります。保険料の据え置きや緩やかな上昇を実施している会社が望ましいです。
- 認知症などの精神疾患を除外しない商品を選ぶ。
- 「税適格」かつ州の長期介護パートナーシップに対応した保険であること。
- インフレに備えた給付金の自動増額オプションが付いているか確認する。
