フロリダ州メディケイド養護施設の適格要件
長期介護が必要な高齢者は費用面で苦労することが多いですが、フロリダ州のメディケイド制度が対象者の養護施設費用をカバーします。対象になるには医療的必要性、収入・資産の基準を満たす必要があります。申請はフロリダ州子ども・家族局(Department of Children and Families)で受け付けています。
医療的必要性
メディケイドの申請者は、日常生活動作(入浴・調理・服薬など)が自立できず、専門的な介護が必要であることを医師の診断で示さなければなりません。場合によっては、理学療法士、作業療法士、言語療法士、ソーシャルワーカーなど複数の専門家が評価し、診断結果はフロリダ保健・リハビリテーション局(HRS)へ提出されます。
収入要件
申請者の総月収が一定額以下であることが条件です。2010年時点では、本人の総月収が2,022ドルを超えてはなりません。健康な配偶者(コミュニティ・スパウス)に収入がある場合、配偶者の月収が1,822ドル以下であれば、本人の収入の一部(最大2,739ドル)を配偶者に移す「インカム・ダイバーション」が認められます。たとえば、入居者の月収が3,000ドルで配偶者の収入が1,800ドルの場合、939ドルまでを配偶者に移すことができます。給与所得・年金・投資収益など、すべての収入が合算されます。
資産要件
カウント対象となる資産は一定額以下でなければなりません。自宅・車両・個人財産・前払い葬儀費用は除外されますが、現金・預金・有価証券などの流動資産は対象です。フロリダ州では過去60か月間の資産移転を遡って審査します。2010年の基準では、資産総額が2,000ドル以下であることが求められます。月収が808ドル未満の場合は上限が5,000ドルに緩和されます。また、健康な配偶者は最大109,560ドルまで資産を保持できます。
認定養護施設
入居を希望する養護施設はメディケイドに認定されている必要があります。メディケイド認定施設は、メディケア公式サイトの「Nursing Home Compare」ページで「Medicaid」フィルターを使用して検索できます。
