65歳でメディケア給付を受けるには、どれくらい働く必要があるか?

Medicare(メディケア)は米国最大の公的医療保険で、4,000万人以上が加入しています。病院保険(Part A)、医療保険(Part B)、処方薬保険(Part D)から構成され、ほとんどの医療費をカバーします。米国では、65歳になると多くの人がMedicareへの加入資格を得ますが、受給には「クレジット」の取得が必要です。

Medicareクレジットとは

Medicareクレジットは、FICA(連邦保険料)またはMedicare税を支払った就業期間に基づいて付与されます。課税対象所得が1,120ドルごとに1クレジットが付与され、1年で最大4クレジット取得可能です。無料でPart A(病院保険)を受け取るには、合計40クレジット、すなわち最低10年分の就業が必要です。取得したクレジットは失効せず、連続した年でなくても構いません。

Medicareの保険料支払い

40クレジット未満の場合、Part Aは月額保険料が必要です。取得したクレジットが30〜39の場合、2023年時点で月額約254ドル(過去のデータを参考に)を支払います。これは、全受給者が支払うPart B(医療保険)の保険料に加算されます。Part Bの保険料は、2023年は月額約164ドルです(2010年以前は約96ドル、以降は約110ドル)。

自営業者の場合

自営業でもMedicareクレジットを取得できます。年間所得が400ドルを超えると、所得の2.9%をMedicare税として納付し、クレジットが付与されます。所得が400ドル未満でも、特定の条件下でクレジット取得が認められる場合があります。詳細は税理士に相談すると良いでしょう。

65歳以降も働く場合の手続き

65歳になると、資格がある限り自動的にMedicareに加入しますが、雇用主提供の健康保険に加入している場合は、Part B(医療保険)への加入を延期できます。雇用保険がなくなった後、8か月以内にPart Bに加入しなければ、遅延した期間分の罰金が課されます。また、クレジットが不足していて無料のPart Aが受けられない場合は、必要なクレジットを取得するまで働き続け、取得後に加入すれば罰金はありません。

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