代替医療をカバーする健康保険のポイント
エネルギー療法やスピリチュアルヒーリング、マッサージ、ハーブ、カイロプラクティック、鍼灸などは、代替医療・補完療法と呼ばれます。従来の医学的根拠が十分に示されていないため、保険会社はこれらを保険の対象にすることに慎重でした。しかし、利用者が増えるにつれ、徐々に保険適用が拡大しています。以下では、主な補完療法の保険適用状況と、加入時のポイントを解説します。
カイロプラクティックの保険適用
カイロプラクティックは、従来の保険会社や団体健康保険のプランでカバーされることがあります。受診ごとに自己負担のコペイが必要で、年間の免責額(デダクティブル)を超えると、保険が一定割合を支払います。割引価格で受ける場合は、保険からの払い戻しはありません。
マッサージ療法
マッサージは、保険のライダー(特約)として加入できる場合があります。医師の診断書と処方箋が必要で、診断コード・治療回数・頻度が明記されます。医師の名前と免許番号が記載された処方箋が「医療上必要」と認められれば、保険が適用されます。保険が支払わない場合は全額自己負担です。
鍼灸(はりきゅう)
米国の 11 州では、保険契約に鍼灸のカバーが義務付けられています。加入しているかどうかは保険会社に確認し、何回までカバーされるかを確認しましょう。無制限の補完治療が含まれている場合は、必要なだけ週数回受けられます。
割引プラン
一部の保険会社は補完医療専用の保険は提供しませんが、割引価格でサービスを受けられるプランを用意しています。この場合、保険からの払い戻しはなく、治療費は全額自己負担で割引分だけ支払います。
請求が却下されたときの対処法
受診前に保険がカバーする治療か確認しましょう。請求が却下された場合は、保険会社からの請求コードと治療者の請求コードを比較し、誤りがあれば再審査を依頼します。治療者が代わりに書面で説明してくれることもあり、州の保険局へ相談することも有効です。
補完・代替医療の保険プラン
補完医療専用の保険料は、通常の健康保険より高くなることがありますが、頻繁に利用する場合は、特約や専用保険に加入することで治療費の負担を軽減できます。
州の保険局への問い合わせ
米国内の一部州では補完医療保険が認められていないことがあります。各州の保険局に連絡し、認可された医療提供者リストを取得すると安心です。
