高リスク保険提供の現状:州別プログラムの概要
2010年3月、米国連邦政府は既往症を持つ人々にも保険加入の機会を保証する連邦法を成立させました。この法律により、各州は「高リスク保険」プログラムを実施するか、連邦政府に委託するかを選択できるようになりました。2010年10月時点で、27州が連邦プログラムに参加し、23州とワシントンD.C.が独自のプログラムを運営しています。
州が運営するプログラム
23州が独自の高リスク保険制度を設け、既往症で保険加入を拒否された人々にカバーを提供しています。州ごとに資格基準は異なります。対象となる州は以下のとおりです。
- アラバマ州、アリゾナ州、デラウェア州、フロリダ州、ジョージア州、ハワイ州、アイダホ州、インディアナ州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、マサチューセッツ州、ミネソタ州、ミシシッピ州、ネブラスカ州、ネバダ州、ノースダコタ州、サウスカロライナ州、テネシー州、テキサス州、バージニア州、バーモント州、ウェストバージニア州、ワイオミング州
- ワシントンD.C.(特別区)
連邦政府が運営するプログラム
27州は連邦政府に高リスク保険の運営を委託しています。保険は米国保健福祉省(HHS)が管理し、各州の住民に対して保険を提供します。対象州は以下のとおりです。
- アラスカ州、アーカンソー州、カリフォルニア州、コロラド州、コネチカット州、イリノイ州、アイオワ州、カンザス州、メイン州、メリーランド州、ミシガン州、ミズーリ州、モンタナ州、ニューハンプシャー州、ニュージャージー州、ニューメキシコ州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州、オハイオ州、オクラホマ州、オレゴン州、ペンシルベニア州、ロードアイランド州、サウスダコタ州、ユタ州、ウィスコンシン州、ワシントン州
この連邦支援は2014年まで続く予定で、同年に施行される新法により保険会社は既往症の有無にかかわらず加入を拒否できなくなります。
州が連邦プログラムに参加しなかった理由
一部の州は、連邦プログラムが財政的に持続可能か懸念し、参加を見送っています。連邦プログラムに参加しない州は、独自に高額保険料を設定して高リスク保険を提供できますが、経済的に保険料を支払えない人々が増えるという課題があります。
