退役軍人の子どもたちへの福利厚生

米国退役軍人省(VA)は、退役軍人の扶養子女や死亡した退役軍人の遺児を対象に、金銭的支援と医療支援を行う4つの主要プログラムを提供しています。対象は、原則として未婚で19歳未満の高校在籍者、または22歳未満で障害を持つ扶養子女です。継子・孫・養子も一定条件で受給可能です。受給資格は、退役軍人が不名誉除隊以外の形で現役を離れたことが前提となります。

生存者・扶養者教育支援プログラム(DEA)

DEAは、退役軍人が戦死、戦傷、または戦闘行為に起因する障害で全残疾と認定された場合、または行方不明・捕虜となった場合の扶養子女(18〜26歳)に、最大45か月分の教育・訓練費用を補助します。学位取得、資格取得、見習い、職業訓練など、VAが認めたプログラムに利用できます。

依存者・損害賠償給付(DIC)

退役軍人が戦死、または退役後120日以内にサービス関連の傷病で死亡した場合、遺族に10万ドルの死亡慰労金が支払われます。さらに、死亡がサービス関連の傷病による場合、扶養子女は依存者・損害賠償給付(DIC)の対象となり、一定の金銭支給が受けられます。支給額は、遺族が受け取った裁判所判決額に応じて調整されます。

死亡年金(Death Pension)

低所得の未婚障害扶養子女は、退役軍人が90日以上の現役勤務(うち少なくとも1日は戦時)を経験し、不名誉除隊でない場合に月額年金を受給できます。受給対象は、18歳未満で障害が18歳以前に発生した子、またはVA認定教育機関に在籍する23歳未満の子です。

VA民間医療保険プログラム(CHAMPVA)

CHAMPVAは、退役軍人が全残疾または戦死した場合に、扶養子女が必要とする医療・心理サービスの費用をVAが一部負担する保険です。対象となる子は、米国防総省のTRICARE給付を受けていないことが条件です。

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