HMOとPPOのメリットとデメリット:医療保険選びのポイント
費用
HMOはPPOに比べて保険料や自己負担額が低く抑えられることが大きなメリットです。2009年9月に実施された『Consumer Reports』の調査によると、HMO加入者は平均で年間537ドル(約5万円)少ない保険料を支払っていることが分かっています。また、HMOは予防医療(定期健診や予防接種)に対するカバー率が高く、これらの費用をより多く負担します。一方、PPOは予防医療のカバーが限定的で、保険料も高めになる傾向があります。
選択の自由
HMOの最大のデメリットは医療提供者の選択自由度が低いことです。専門医を受診するにはまず主治医(プライマリ・ケア・プロバイダー)からの紹介が必要で、紹介が得られるまで待ち時間が長くなることがあります。対照的にPPOでは紹介なしで専門医を直接受診でき、好きな医師や病院を選びやすいです。
手続きの煩雑さ
両プランともに手続き上の課題があります。HMOでは主治医が専門医への紹介件数を制限されることがあり、過度な紹介を行う医師は給与が減額されるケースも報告されています(ニューヨーク州のBetter Business Bureau)。一方、PPOはネットワーク外の医療機関を利用した場合、請求処理に多くの書類が必要となり、患者と医師の双方に負担がかかります。
