TRICARE Primeは体外受精(IVF)費用をカバーしますか?
TRICAREは米軍関係者とその家族を対象とした医療保険制度で、現役兵、予備役・州兵、退役軍人、その配偶者や遺族、元配偶者の一部も対象です。
人工生殖技術はTRICAREの対象外
自然妊娠ができないカップルはフラストレーションや無力感を抱えることがあります。TRICAREは不妊の原因となる疾患の診断や治療に関する医療費は一部負担しますが、体外受精(IVF)をはじめとした人工生殖技術は一切カバーしません。これはTRICARE全プランに共通です。
TRICAREがカバーする不妊治療
TRICARE PrimeやStandardの加入者は、不妊の診断検査や原因治療に対して費用負担の対象となります。男女の生殖器系に対する診断サービス(ホルモン検査、染色体検査、精液分析など)や、原因が明らかになった場合の治療(ホルモン療法、抗生物質、HCG投与、放射線療法、矯正手術など)が対象です。男性の不妊治療は一部自己負担が必要ですが、女性の多くの不妊治療や手術は費用がカバーされます。
男女別の治療内容
男性向け治療
対象となる疾患は下垂体機能障害、精子輸送・運動障害、視床下部疾患、性機能障害などです。検査項目は精液・ホルモン分析、染色体・免疫検査、精子機能検査、細菌検査などがあります。治療はホルモン療法、手術、抗生物質、HCG投与、放射線療法が含まれますが、過去に行った不妊手術(例:精管切除)の逆転手術は対象外です。
女性向け治療
対象となるのは生殖器系の外傷や疾患、ホルモン異常などです。診断・治療に必要な検査や医薬品、手術がカバーされますが、人工授精は対象外です。
対象外となる治療
IVFに加えて、人工授精、避妊手術の逆転、精管切除の逆転、卵子子宮管内移植(GIFT)などはTRICAREの給付対象外です。
IVFとTRICAREの関係
IVF自体はカバーされませんが、米軍の医療施設(MTF)でトレーニングプログラムを行っているところがあります。対象施設はテキサス州サンアントニオのWilford Hall Medical Center、ハワイ州ホノルルのTripler Army Medical Center、ワシントンD.C.のWalter Reed Army Medical Center、カリフォルニア州サンディエゴのNaval Medical Centerです。これらの施設で受けるIVF治療は全額自己負担となります。
