慢性的な爪・皮膚かみへの対処法

慢性的な皮膚や爪のかみ(医学的には爪かみ症、onychophagia と呼ばれる)は、主にストレスや退屈、不安から生じる悪習慣です。子どもに多く見られますが、年齢に関係なく誰でも陥りやすいです。幸い、かみ癖をやめるための対策は多数あります。

リスク

  • 爪をかむことで、指先に付着した菌やウイルスが口内に入りやすくなり、風邪やインフルエンザなどの感染リスクが高まります。また、爪や甘皮が傷つき出血し、唾液が傷口に触れることで二次感染の危険も増します。さらに、爪の成長が乱れ、変形や厚みが生じることがあります。

自宅でできる対策

  • 爪を短く整えておくと、かむ対象がなくなりやすくなります。定期的にファイルで形を整えるか、マニキュアで表面を覆うと効果的です。男性でも透明なトップコートを塗れば、見た目が自然でかみたくなくなります。さらに、手袋を着用して指先を隠す方法も有効です。

関連障害

  • 爪かみは強迫性障害(OCD)の一症状とみなされることがあります。この場合、抗うつ薬(例:プロザック、レキサプロ、ゾロフト)や認知行動療法、リラクゼーション技法が併用されることが多いです。臨床研究では、薬物療法により60〜70%の改善が報告されていますが、薬だけが万能ではありません。心理療法と組み合わせることで、かみ癖の減少や完治が期待できます。

上記の対策を組み合わせて実践すれば、慢性的な爪・皮膚かみを徐々に減らすことが可能です。自分に合った方法を見つけ、根本的なストレス要因にも向き合うことが大切です。

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