不安障害の短期治療薬

米国国立精神衛生研究所(NIMH)によると、約4,000万人の成人が不安障害を抱えていると推定されています。症状緩和のために薬物療法が利用されます。

概要

ベンゾジアゼピンは不安障害の短期治療に用いられる薬剤です。

作用機序

ベンゾジアゼピンは脳内の抑制性神経伝達物質GABA(γ-アミノ酪酸)の活性を高め、鎮静・リラックス効果をもたらします。

主な薬剤例

  • アルプラゾラム(商品名:Xanax)
  • ジアゼパム(商品名:Valium)
  • ロラゼパム(商品名:Ativan)
  • クロナゼパム(商品名:Klonopin)

使用期間・服用方法

不安症状の管理のために毎日服用する場合や、パニック発作が起こりそうなときに必要に応じて服用する場合があります。

副作用

主な副作用は胃腸不快感、混乱、眠気、倦怠感、過呼吸、記憶障害、協調運動障害、筋力低下などです。

注意点

ベンゾジアゼピンは依存性が高く、長期使用は身体的依存を招く恐れがあります。長期間使用後に急に中止すると離脱症状や痙攣が起こることがあります。

不安障害 - 関連記事