急性不安を治療する薬とは

米国国立精神衛生研究所によると、毎年1800万人以上の18歳以上の米国人が不安障害を抱えています。不安障害にはパニック障害、全般性不安障害(GAD)、社交不安障害、外傷後ストレス障害(PTSD)、強迫性障害(OCD)などがあります。多くの場合、治療には薬物療法が用いられます。

抗不安薬

  • ベンゾジアゼピン系:クロナゼパム(Klonopin)は全般性不安障害や社交不安障害に、ロラゼパム(Ativan)は主にパニック障害に、アルプラゾラム(Xanax)は全般性不安障害とパニック障害に使用されます。
  • 非ベンゾジアゼピン系:ブスピロン(Buspar)は作用が遅く、2週間以上服用して初めて効果が現れ、全般性不安障害の治療に用いられます。

不安に用いられる抗うつ薬

抗うつ薬は主にうつ病治療薬ですが、不安症状の緩和にも有効です。多くの患者がうつと不安を同時に抱えているため、併用が一般的です。

  • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI):シタロプラム(Celexa)、エスシタロプラム(Lexapro)、フルオキセチン(Prozac)、パロキセチン(Paxil)、セルトラリン(Zoloft)は、強迫性障害、パニック障害、PTSD、社交不安障害に使用されます。
  • セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI):ベンラファキシン(Effexor)は全般性不安障害に、ブプロピオン(Wellbutrin)も同様です。
  • 三環系抗うつ薬:イミプラミン(Tofranil)は全般性不安障害とパニック障害に、クロミプラミン(Anafranil)は強迫性障害に使用されます。
  • モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI):イソカルボキサジン(Marplan)、フェネルジン(Nardil)、トラニルシプロミン(Parnate)は効果がありますが、食事や他薬との相互作用に注意が必要です。

βブロッカー(ベータ遮断薬)

プロプラノロール(Inderal)は心臓疾患や高血圧の治療薬ですが、手の震えや発汗などの身体的な不安症状を軽減します。演説やプレゼンテーション前など、短期間の使用に適しています。

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