感情的問題が引き起こす身体症状
頭痛
緊張、ストレス、恐怖、不安、うつ状態はすべて頭痛の原因になります。こめかみや首の筋肉が緊張すると、緊張型頭痛が起こります。また、感情的な痛みが激しいと片頭痛として現れ、頭部中央に鋭い痛みが走り、嘔吐や意識が遠のくこともあります。片頭痛の際は暗く静かな場所で横になると楽になることが多いです。
疲労感
うつやストレス、気分障害は睡眠を妨げます。心配で夜遅くまで起きていたり、悪夢で何度も目が覚めたり、深い眠りに入れないと、日中の倦怠感が強くなります。目の下のクマや集中力低下、眠気、頻繁なあくび、記憶力の低下などが見られます。
神経系の反応
感情が圧倒的になると自律神経がショック状態になり、無意識の身体動作が現れます。痙攣や震え、チック、筋肉のけいれんなどが典型的です。寝ている間の歯ぎしりや顎の締め付けもあります。性機能障害(リビドー低下や勃起不全)や、言語障害(どもり、口ごもり、乾いた口、頻繁な飲み込み)も起こり得ます。
体重変化
感情と食欲・運動は密接に結びついています。強いストレス下では食欲が増えて過食に走る人もいれば、全く食欲がなくなる人もいます。また、過度な運動は緊張緩和に役立ちますが、摂食障害(神経性無食欲症や過食症)につながることもあります。うつ状態の人は活動が低下し代謝が落ち、食事量が変わらなくても体重が増えることがあります。
皮膚の反応
感情は皮膚にも表れます。ストレスや不安が原因で発疹や蕁麻疹が出ることがあります。ホルモンバランスや皮脂分泌の変化によりにきびが悪化し、毛穴が詰まります。対策は食事管理や洗顔、外用薬・内服薬がありますが、根本的にはうつや不安の治療が重要です。感情が安定すれば皮膚症状は改善します。
パニック発作
極度のストレスや不安はパニック発作を引き起こします。胸部の圧迫感、呼吸困難、胸痛、動悸は心筋梗塞や脳卒中と似た症状を呈し、非常に怖い体験です。転倒や事故のリスクも高まります。
